条件適合理論②(第2章. 会社の組織構造について)

条件適合理論②(第2章. 会社の組織構造について)

官僚制組織

官僚制組織とは、組織の目的を手順通り達成するため、上下の命令系統や厳格な規則を伴ったあたかも機械のように合理的に編成された組織のことをいいます。
⇒官僚制組織においては、職能は専門化され、権限と責任は職位そのものに与えられます。

官僚制組織の長所

・仕事が合理化・客観化されて、属人生を排除できる
・仕事の予測可能性が高く、調整も容易
環境が安定している状況において、安定したサービスを提供することを得意とする組織構造といえます。

官僚制組織の短所

・組織を守ること自体が、目的となってしまう
・高度な規則化や階層化により、環境変化への対応が難しくなる(組織の硬直化)
組織は、組織内のルールや秩序を守ることを最優先事項とする傾向があるため、環境の変化に柔軟に対応することが困難になる傾向にあります。
これを官僚制組織の弊害といいます。

経営上のポイント

組織が大きくなればなるほど、組織内の規律やルールを守ることを最優先にする傾向があると言われています。
これは、組織に属する人々がまじめであり組織に愛着があるためとも言われていますが、これらが過度に進むと組織の硬直化を招き、その結果、消費者の声や組織が置かれている環境の変化にうまく対応することが難しくなるとも言われています。
それゆえトップは、組織に属する人々の愛社精神を尊重し安定したサービスを供給できる仕組を構築・維持したうえで、消費者のニーズや環境の変化を素早くキャッチすることができるよう、市場調査や競合他社の状況、関連する法律や税制等に関する情報を入手することが求められます。

スライド17

次回は、「組織文化論」です。


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投稿日 : 2015.01.26 月曜日