動機づけモチベーション論(第4章. 動機づけモチベーション論)

動機づけモチベーション論(第4章. 動機づけモチベーション論)

マズローの欲求階層説

経営学で動機づけモチベーション論は、常に議論があるとこではありますが、その中でも代表的な「マズローの欲求階層説」について探りたいと思います。
アメリカ合衆国の心理学者マズロー(1908-1970)は、人間を「自己実現に向かって絶えず成長する生きもの」と仮定したうえで、人類に共通の欲求を5つに階層化し、各階層ごとに異なる動機づけ方法を適用すべきと提唱しました。
それでは、マズローが提唱する「5つの階層別欲求」について探りたいと思います。

生理的欲求

欲求階層説でいうところの第一階層の欲求であり、例えば、食欲、睡眠等の生理的必要性を満たそうとする欲求のことをいいます。

安全欲求

第二階層の欲求であり、例えば、安全で秩序があり、予測可能な状況を求める欲求のことをいいます。

所属と愛の欲求

第三階層の欲求であり、例えば、所属する集団で、仲間として認めてもらいたい願う欲求のことをいいます。

尊敬と自尊心の欲求

第四階層の欲求であり、例えば、所属する集団メンバーから、尊敬されたい願う欲求のことをいいます。

自己実現の欲求

欲求階層説でいう最後の欲求階層であり、例えば、自己の潜在能力を活かして、成長したいと願う欲求のことをいいます。

経営上のポイント

動機づけモチベーション論において、メンバーに自由裁量の余地を与え、自主性を尊重し、メンバーが持っている潜在的な能力を発揮させることを通じて、自己実現欲求の充足を図ろうをする動機づけの方法が提示されています。
具体的には、メンバーに目標を設定し目標の達成を通じて個々の能力発揮を促す「目標による管理」や、メンバーが従事する職務に単純作業ではない判断も含めることにより能力の発揮を促す「職務充実」や、関連する他の作業も担当にすることにより能力の発揮を促す「職務拡大」といった方法があります。
このように動機づけモチベーション論においては、メンバーの有する潜在能力を刺激するすることにより、メンバーのやる気を引き出すことを考えています。

スライド22

次回は、「リーダーシップ論」です。


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投稿日 : 2015.03.26 木曜日