財務デューデリジェンスとは?
会社を買収する、その前に・・・
会社や事業を買収する際には、その会社等の財務状況について十分に調査・分析しておかないと重大なリスクを見過ごしてしまい、結果的に想定通りの買収が実現しない恐れがあります。実際、実に7割の買収案件が失敗に終わっている というデータがあるのです。
買収を成功に導くためには、事前の財務調査で財務上のリスクを徹底的に洗い出さなければなりません。
事業を再生する際にやるべきことは?
景気が上向き傾向であるとはいえ、金融機関から借り入れできなかったり、資金繰りが厳しかったりと、苦境に立たされている中小企業がまだまだ多いのが現状です。
経営の苦しい企業には、事業再生という道も残されています。事業再生とは、業績の良くない事業を改善しつつ収益力のある事業をさらに活かして会社を立て直すことです。
新たに作成した事業計画を提示すれば、追加の融資を受けられたり、返済期間を延長できたりと、金融機関との交渉が有利になることが期待できます。
そのためには、事業ごとに財務調査を実施して、それぞれの事業の収益性や資金繰り状況等を正確に把握する必要があります。
「正確」な財務デューデリジェンスを提供します
企業買収も事業再生も、「正確」な財務デューデリジェンスが不可欠です。
「正確」な財務デューデリジェンスとは、会社の実態と決算書に整合性があるかどうか等、会社の財務状況を正確に把握する財務調査 のことです。
そして、この「正確」な財務デューデリジェンスに基づいて、企業買収においては財務上および税務上のあらゆるリスクを洗い出し、事業再生においては自社の強みと弱みとなっている事業を掘り起こします。
坂守公認会計士・税理士事務所では、経験豊富な公認会計士が目的に応じて「正確」な財務デューデリジェンスをご提供し、企業買収および事業再生のお手伝いをいたします。
また、坂守公認会計士・税理士事務所は、経済産業省より「経営革新等支援機関」として認定されておりますので、事業再生の際の事業計画書の作成や金融機関との交渉につきましても是非お任せください。
中小企業庁「経営サポート」 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/
経済産業省関東経済産業局
「中小企業経営力強化支援法における経営革新等支援機関の検索」 http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/chusho/
kensaku/shienkikan_kensaku.html
買収時の財務デューデリジェンス
買収時の財務デューデリジェンスでは、以下の内容を調査いたします。
- (1)収益力分析
- (2)キャッシュフロー分析
- (3)重要な取引先との取引内容や条件の把握
- (4)修正純資産の調査(実態BS作成)
- (5)事業計画の作成
- (6)会社経理の信頼性の検証
- (7)買収を中止せざるを得ない重要な問題点の把握
事業再生時の財務デューデリジェンス
事業再生時の財務デューデリジェンスでは、以下の内容を調査いたします。
- (1)収益性分析
- (2)キャッシュフロー分析
- (3)重要な取引先との取引内容や条件の把握
- (4)修正純資産の調査(実態BS作成)
- (5)税務上の繰越欠損金(期限切れ欠損金含む)の把握
- (6)保全状況の把握
- (7)過剰債務の把握(正常運転資金分析含む)
- (8)中小企業特性を考慮した実質債務超過額の算出
- (9)清算BSの作成、清算配当率の算出
- (11)会社経理の信頼性の検証
- (12)その他
坂守公認会計士・税理士事務所では、ご依頼に基づき実態調査を実施いたします。特定の事項について重点的に調査してほしい等のご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
その他の財務デューデリジェンス
さらに財務デューデリジェンスは、買収や再生のみならず、不正調査や未上場会社の企業価値を算定する場合においても実施されます。
ご要望に応じた調査も可能ですので、お気軽にご相談ください。
財務デューデリジェンスのご相談は、坂守公認会計士・税理士事務所にお任せ下さい。
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